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2024.07.20
小5の男子のレッスン風景です♪
川口市のピアノ教室、清水ピアノスクールの清水信守です♪
昨日は小5の男子のレッスンでした。
小2から教え始めましたが、前回の発表会ではショパンのワルツop64-2を華麗に弾きこなすまでに上達しました!
今はバルトークのルーマニア民族舞曲の全曲制覇に向けて頑張っていますし、今後がとても楽しみです♪
体験レッスンのお申し込みはこちらより承っております♪
2024.07.19
ミスタッチをしないためには
ピアノの演奏の際にはミスはなるべく少ない方が良いとされています。
もちろん、過度にミスを恐れるあまり無機質で感情のこもっていない演奏になってはいけませんが、それでも音楽性が十分にあるならミスは無いに越したことはありません。
ミスタッチが起こる要因は様々です。
テクニック面の不足によるものから精神的なものまで様々ですが、それらが無い上でミスタッチが起こるのであれば、「音の並びが頭に入ってない」というのが要因の一つとして考えられます。
これは小中学生くらいにありがちなのですが、指任せに弾いている際に起こりがちです。
譜読みが終わり弾き込んでいく内に何となく暗譜で弾けるようになると、途端に楽譜から離れてしまい見なくなる子どもが多いです。
そうなると指の感覚に頼って弾くようになりがちで、「ただ指を動かしている」という演奏になりかねません。
こうなると演奏はどんどん粗くなりますし、今まで弾けていたところもミスするようになり、いわゆる「崩れる」という事に繋がってしまいます。
なので私は生徒達には暗譜で弾けるようになっても、一日に一回は楽譜をしっかりと見ながら弾くことを勧めています。
こうすると音が頭から抜け落ちるのを防ぎ、音の並びをしっかりと理解した状態が続くので、たいぶミスを軽減できます。
それでもテクニック面での難所をミスしてしまう場合は「次の箇所を予測して弾く」という事をオススメします。
高速で複雑なパッセージを弾く際は直前に頭の中でその動きを予測できると、指が自然と次の箇所の準備をするようになり、スムーズにミスせずに弾けるようになります。
もちろん、あまりに前の段階から予測すると今弾いている部分が疎かになりがちですし、直前に予測する際もしっかりと意識し過ぎて考えてしまっては、逆にぎこちなくなってしまいます。
私自身はテクニック的に難しい箇所は、直前に次の指の動きを頭の中で映像としてイメージするようにしていますが、これだけ聞くと難しいことと思われるかもしれません。
ですが、生徒達に試すと子どもの頭は柔らかいせいか、案外皆すんなりできミスタッチを大幅に減らすことができました。
レッスンではこのような本番のための実践的なアドバイスもたくさん行っています。
ぜひ遠慮なく体験レッスンにお越し頂けたらと思っております。
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2024.07.19
小6の男子のレッスン風景です♪
川口市のピアノ教室、清水ピアノスクールの清水信守です♪
昨日は小6の男の子のレッスンでした!
小1から通って下さり、シベリウスの小品やベートーヴェンのソナタが弾けるようになりました♪
学校の行事の伴奏にも積極的にチャレンジされていて、今後がとても楽しみです。
長らく通って頂きどうもありがとうございます♪
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2024.07.18
コンクールで入賞するには
ちょっと話題を変えて、コンクールについて書こうと思います♪
だいぶ直球なタイトルですが笑、コンクールで入賞するためにもっとも重要なことは何でしょうか?
音楽性、テクニック、選曲etc...様々なものが挙げられるかと思います。
ですが私はこれこそが一番重要!と断言できるものがあります。
それは「メンタル」に他なりません。
私自身、学生時代には数えきれないくらいコンクールを受けましたし、一つだけですが国際コンクールでも入賞することができました。(他は大半が予選落ちでしたが汗)
例えばコンクールに参加していた他の友人達を見ていても、メンタルが強いおかげで普段以上の実力を発揮できる方もいれば、残念ながらその逆のパターンも数多く見てきました。
幼児期はともかく、緊張というのはある一定の年齢になると、誰もが避けられないものとなります。
舞台に上がりピアノを弾くまでの間の緊張をいかに軽くして、弾き始めた瞬間に音楽に没頭するためには「メンタル」の強さが必要不可欠です。
それではメンタルとはどのように養えば良いのでしょうか?
私自身、そしてピアノの指導に携わってきた経験から、残念ながら生まれ持った性格というのは大いに関係があります。
それでもレッスンや普段の練習を通してメンタルの強さを養うことは可能です。
具体的にはレッスン中の生徒に対するお声がけ、というのがとても重要になります。
私自身はレッスン中にはコンクールや本番に関しては、決してネガティブな事を言わないようにしていますし、親御さんにも同様にお願いしています。
その甲斐もあって、私の生徒でコンクールで失敗するような子はまずいませんし、おかげさまで実力以上の力を発揮できる子もたくさんいます。
私自身、本番前の先生や友人の何気ない一言で気持ちが楽になり良い演奏ができたこともありますし、残念ながらその逆も経験しました。
自らの経験を踏まえて、生徒達には本番で自信を持って実力以上の演奏ができるよう、日々のレッスンを頑張っています。
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2024.07.17
「ピアノのためのソルフェージュ」について その2
前回の続きです♪
まず従来の「リトミック」や「ソルフェージュ」はとても大切だと思います。
ですが、こればかりをやっていてもピアノの譜読みや初見能力は身に付きません。
そもそもピアノにおける譜読み能力とは何でしょうか?
これは多くのピアノ学習者やピアノの先生方も勘違いしている事で、私自身もフランスに行くまで同様だったのですが、音符を一音一音「ドレミ・・・」と読んでから指で「ドレミ」と弾くのは譜読みではないのです。
実は譜読みというのは、例えば「ドミソ」の和音を目にした瞬間に、指を「ドミソ」の上に置いて瞬時に弾くことに他なりません。
まず先ほどの一音一音読むやり方は、ピティナだとB級くらいの曲まではまだ何とかなりますが、C,D級辺りから厳しくなり、E級くらいだと時間がかかり過ぎて太刀打ちができなくなります。
偉そうな話で恐縮ですが、私達ピアニストはソロリサイタルのために、だいたい前後半合わせて90分程度の曲目を譜読みし練習します。
90分の曲目を仕上げるためには音を読むまでもなく、目にした瞬間に瞬時に弾くという能力が必要不可欠となります。
従来の「リトミック」や「ソルフェージュ」だと、メロディーを歌ったり、聴いて書きとったりが中心なので、ヴァイオリンや歌ならこれで良いのですが、ピアノの譜読み能力を上げるためにはプラスαとして「ピアノのソルフェージュ」にも取り組む必要があります。
教材を用いた具体的なレッスンに関しては、次回のブログにて書かせて頂きます♪
体験レッスンのお申し込みは、こちらにてお待ちしております♪