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2020.01.06

指先がつぶれてしまう事への対処法

 ピアノを教える上での最大の悩みの一つが、生徒の指先に関する問題だと思います。

多くの先生方が指先が潰れてしまう事への対処法に日々奮闘されています。

そもそもなぜピアノを弾く際は指先がつぶれない方が良いのでしょうか?

この場合私は太い輪ゴムと鉛筆を使って生徒に説明をします。

太い輪ゴムを生徒に持たせて鍵盤を弾くように言っても、当然ながら鍵盤は下がらず音は出ません。

反面鉛筆は容易に音を出すことができます。

この違いは単に柔らかいか硬いかだけですが、同様のことが指先にも言えると思います。

当然指の先がつぶれず、しっかりとしている方が指や腕の重さがダイレクトに鍵盤に伝わり

容易にしっかりとした良い音がでます。

しかし言うは易く行うは難しです。

そもそもつぶれないようにするには、どうすれば良いでしょうか?

この場合は手を鍵盤の上においてもらい、その指先(第一関節)を私が指で押します。

生徒には私が押すのに反発して指先つぶれないようにしてもらいます。

私が押すのに反発して指先がつぶれないように力を入れることができたら、同じ要領でピアノを弾いてもらいます。

すると今のところ全ての子どもが指先がつぶれずに弾くことができるようになりました。

もちろん意識を怠るとすぐに元に戻ってしまいますが、一度指先がつぶれない感覚を会得できると

その後の弾き方、音、上達にも良い影響が及ぼされます。

2020.01.01

2020年

 明けましておめでとうございます。

生徒、保護者の皆様方には昨年は大変お世話になりました。

レッスンに通って下さることに心から感謝申し上げます。

生徒の皆様が更に上達しますよう、より一層指導に励みたいと思います。

このブログも今年はなるべく頻繁に更新できるよう頑張る予定です。

主にピアノ、音楽、そしてレッスンに関する私の考えを綴っていますが、

私自身の生活がレッスンと自分の練習で大半が占められるため、

昨年は日常の生活に関してはほとんどトピックがありませんでした。

今年はピアノ、音楽、レッスン以外の日常に関してのトピックも可能な限り投稿できたらと考えております。

発表会や生徒に関しては投稿を控えております。

私自身そういった事柄は、このような誰もが見れる場に晒すものではないと考えております。

最後に自分自身の今年の目標ですが、昨年はレッスンに関する考えが大きく変わった年でもありました。

本当に当たり前のことですが先生の私利私欲のために、目先のコンクールに生徒を

こぞって参加させるべきではないと強く感じております。

もちろん生徒が望めば話は別ですが、幼少期はコンクールに参加して受賞することよりも

音楽を感じ自ら表現できる、豊かな感性を育むことがよっぱど重要だと思います。

そういった事を念頭に置いてより一層指導に励むのが今年の目標です。

最後になりましたが本年もよろしくお願いいたします。

2019.12.29

指は上げるのではなく下げるもの

 ピアノが中々上達しない子の共通点の一つに、弾く際に指を上げて弾くというのが挙げられます。

ピアノは指を下におろし鍵盤を下げることによって音を出しますが、

指をいったん上げてから下げる子が結構います。

人間の指というのは物をつかんだり握ったりするために作られていますが

物をつかむという動作は複数の指をまとめて動かします。

そのため指を下に独立して動かすのが難しいため、いったん上げるという動作をしてしまいがちです。

実際に試してみるとわかりやすいですが、指を一本だけ動かす際は下げるよりも上げる方が、はるかに容易です。

指を一本ずつ下に下げることが困難な子にはまず、ピアノを弾く前に体操を取り組ませます。

少々不器用な子でも指の体操を根気強く続けることで、上に上げることなく弾くことができるようになります。

指をあげるという行為は早く滑らかに弾くのを妨げるだけでなく、

強く叩いてしまい汚い音になってしまう要因にもなります。

2019.12.28

電子ピアノでの上達法

 私が子どもの頃はグランドピアノを持っていないと入れない、ピアノ教室がありました。

さすがに今はそんな教室はないと思いますが、最低でもアップライトピアノ、電子ピアノは不可、

という教室はまだまだ多いと思います。

当スクールでは電子ピアノの方でも喜んで受け入れております。

指導して特に感じるのは、良いピアノを持っているという事よりも、

目的意識を持った日々の練習や努力、レッスンに対する姿勢の方が上達には

必要不可欠という事です。

実際に私の生徒でも電子ピアノで練習を続けて、シューベルトの即興曲2番、

ドビュッシーのアラベスク、ショパンの子犬のワルツ等の難曲を、ピアノを始めて

2年くらいで弾けるようになった子もいます。

さて電子ピアノでの上達法ですが、ヘッドホンを付けてでもいいのでなるべく大きめの音量で

練習することをオススメします。

こうすることでピアノの感覚に近づけることができ、強くたたくようなタッチや弾き方を防ぐことができます。

何よりもまず正しい指と手の形で、やさしく丁寧に弾くという事を心がけてください。

音量を絞ると始めたばかりのうちは、強く叩きがちで悪い癖がつく要因となります。

そして電子ピアノだから上達しない、という思い込みを捨てることが何よりも大切だと強く思います。

2019.12.08

練習をしてこない子

 多くの先生方が練習をしてこない子に頭を悩ませていると思います。

練習をしてこない要因は色々ありますが、練習の仕方が分からない、という子もいらっしゃいます。

そういった子にはまずレッスン内で練習の仕方を教えます。

そしてレッスン内に練習法を試させてみて、実際に弾けるようになる効果を実感してもらいます。

そういった指導をすることで家での練習に対するハードルも若干下がると思います。

しかし中には学校や他の習い事で忙しく、物理的に練習の時間が取れないという子もいます。

そういった子には私はまず話し合いをし、ピアノを続けたいという意思があることを確認します。

その上でレッスンを練習時間と位置付けて、発表会等に向けて長期計画で曲を仕上げていきます。

さすがに家で一週間全くピアノに触れる時間がない、という子はまずいないので、

1日5分でいいので保護者の方々のご協力のもと、時間を捻出してもらいできる限りご家庭でも

ピアノに触れて頂きます。

ただ時間もあり練習方法をお伝えしたのにも関わらず、全くやる気もなく家で練習をしてこない

子はどうすればいいのでしょうか?

特に叱りもせず「ほっとく、様子を見る」というのも、一つの手だと思っています。

その代わり少しでも練習をしてきたり、レッスン中に何か変化が見られた場合には

それらを見逃さずに大げさに褒めてやる気を引き出す、といったことが重要になります。

「ほっとく、様子を見る」という事ができるおおらかな心も、指導者には求められると思います。

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