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2025.05.28

ピアニストが思う「上達する」本当の意味は?

 ピアノを続けていく中で、つい周りと自分を比べてしまうことがあるかもしれません。

 

「あの子のほうが速く弾ける」

「もっと難しい曲を弾いている」

と感じることもあるでしょう。

 

子供の生徒さんだけでなく、大人や、コンクールに入賞するレベルの方でも、

このような想いを抱えることがあります><

 

でも、私は皆さんに覚えておいてほしいのです。

ピアノを学ぶうえで本当に大切なのは、

誰かより上手になることでも、難しい曲を弾けるようになることでもありません。

大切なのは、どんなときも音楽を楽しむ気持ちを忘れずに、自分のペースで成長し続けようとする姿勢です。
 
たとえ小さな一歩でも、それを大切に積み重ねていくことが、やがて大きな自信や喜びにつながっていきます。
 
年齢や進度に関係なく、楽しみながら続けていくこと。
これが、音楽の素晴らしさを深く味わうための鍵なのです。
 
ピアノ上達は、
「上手になること」
だけではなく、
「音楽とともに豊かな時間を過ごすこと」
です。
 
焦らず、自分の音に耳を傾け、自分らしい表現を見つけていきましょう。
 
私はそのお手伝いができることを、いつも嬉しく思っています♪

2025.05.21

入賞者続出!プレコンの結果報告♪

先日、ミューザ川崎へプレコンを聴きに行きました♪

プレコンとは、趣味の大人のためのプレピアノコンペティションの略称で、長田翔一先生が開催されている大人向けコンクールです。

 
皆さん素晴らしい演奏で、心から感動しました!
 
当教室からも3名、優秀賞を受賞されました!
(上位50%が優秀賞をもらえます)
 
いつも通っていただき、ありがとうございます🙇
 

2025.05.21

譜読みを速くするためのコツ

譜読みが苦手で…

というお悩みは、子供も大人も多いです><

今回は、譜読みを速くする効果的な方法をご紹介します!

 

1. 音符をブロックで見る癖をつける

1音ずつ読むのではなく、和音や音型(アルペジオ、スケールなど)をかたまりで認識する練習をしましょう。

視覚的にパターンとしてとらえることでスピードアップします。

独学では難しいので、レッスンでもお手伝いすることが多いです。

 

2. 視奏(視るだけで弾かない)練習

楽譜を見ながら、頭の中で音を鳴らす練習をすると、読譜力が飛躍的に上がります。

音を出さずに、音の流れや指使いをイメージするのがポイント。 

 

3. 音名で歌う

ドレミで歌いながら楽譜を読むことで、視覚→音の結びつきが強化されます。

移調(調によってドの位置が変わる)でできるとより実用的です。

 

4. ト音記号・ヘ音記号の特訓

ヘ音記号が苦手な人が多いので、ヘ音記号のみの譜読み練習(バス譜の読譜プリントなど)を短時間で毎日行うと効果的です。

 

5. テンポを落として両手で読む

初見はゆっくりでOK。

右手だけ、左手だけ、ではなく、最初から両手で読む癖をつけると、最終的な譜読み速度が早まります。

 

6. 初見練習を日課にする

毎日短い初見課題を弾くと、読譜力が自然に上がります。市販の「初見練習本」(バーナム初見、コダーイの視唱など)を活用しましょう。

「自分で楽譜を読めるようになる」

のは、私の教室の目標の1つ。

今回挙げたことを必要に応じて課題を出したり、レッスンで取り組んでいます♪

2025.05.01

ピアニストがお伝えします!ピアノの発表会は出た方がいい理由

「人前で演奏する経験が持てるから発表会に出た方がいい」
と言う先生は多く、私も同じ意見です。

なぜ発表会に出た方がいいのか、ピアニストの視点から
5つお伝えします!


1. 自信がつく
大勢の前で一曲を弾ききる体験は、達成感や自信につながります。
特に子供の時期にこうした成功体験を積むことは、自己肯定感を育てるのに役立ちます。
2. 練習の目的が明確になる
 「発表会で弾く」という目標があることで、日々の練習に集中しやすくなり、上達も早くなります。
3. 本番力が身につく
緊張した状況でも力を発揮する「本番力」は、
将来的に勉強や仕事など、さまざまな場面で役立ちます。
4. 他の子の演奏を聴くことで刺激を受ける

 同年代の子たちの演奏を聴くことで、良い刺激を受けたり、新たな目標が生まれたりします。
5. 音楽を人と共有する喜びを知る

 自分の演奏を聴いてもらうことで、音楽の楽しさや喜びがより深まります。
お子さんの性格にもよりますが、無理のない範囲で発表会に参加することは、
長い目で見てとても良い経験になりますよ。

2025.04.18

バッハのインベンションを美しく弾くコツ

川口市のピアノ教室、清水ピアノスクールの清水信守です♪

バッハのインベンションはテクニックと音楽性を同時に鍛えられる名曲ばかりです。
上達のための基本的なコツをいくつか紹介します

1. 片手ずつ丁寧に練習する
いきなり両手で練習せず、片手ずつやりましょう。
片手ずつ暗譜できるくらいになってから両手練習に
取り組むくらい
でも、いいと思います♪

まずは片手で音楽の流れやフレーズを理解しましょう。
左右の手が独立して動くことが大事です。
2. 各声部を“歌う”ように意識する

インベンションは多声的な音楽なので、それぞれの旋律が
主役になれるように均等に意識して演奏します。

3. ゆっくり・正確に練習する

速さよりも、音のつながりや指使いの安定を優先。
ミスが出なくなるまでテンポを落としましょう。

4. 指使いを固定する

一度決めた指使いは毎回同じように弾きましょう。
安定感と表現力がアップします。


5. 分析して理解する

テーマ(主題)がどこで出てくるか、どのように展開されているかを確認すると、
演奏に説得力が出ます。
6. 録音して聴き返す

自分の演奏を客観的に聴くことで、改善点が見えてきます。

インベンションを美しく弾く基本的な流れをお伝えしましたが

・何番の曲をやっているのか
・どこでつまずいているのか

で、お伝えする練習方法は変わってきます。

対面やオンラインのレッスンでは、より具体的な方法を
お伝えしています♪
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