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2021.01.08

昨日の続き

 昨日の続きです。(昨日と同様に、音大生の方より許可を頂いた上で書いております。)

昨日、オクターブ奏法に悩みを抱えている音大生の方へのレッスンについて書きましたが、読まれた方の中には「音楽大学の先生からはオクターブ奏法に関しては教わらないのか?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

実は私も同様のことを思い、その音大生の方に尋ねたところ「音大の先生からは「練習を頑張りなさい」と言われるくらいで、オクターブ奏法の具体的な指導はまるでなく、質問をしても返答に困っていた。」と話してくれました。

まさか、と思われるかもしれませんが、音楽大学の先生で特に教授まで登り詰めるような方は、演奏に関してのプロであることがほとんどです。

以前私がとあるピアニストのトークコンサートに行った際のことですが、質問コーナーで「どうしたら指が速く動くようになりますか?」という質問に対して「どうすればいいんですかねえ・・・」と返答に窮していた場面を見たことがあります。

こういった方は幼少期から手の構造も良く、脳の働きも優れているため今までテクニックの面では苦も無くピアノを続けてきたため、案外弾けない人の気持ちが分からないことが往々にしてあります。

さて、オクターブ奏法に関してですが当然ながら指を拡げる必要があります。

多くの人が親指と小指、もしくは親指と薬指を使用しますが、どちらにしても鍵盤に対して指に支えを作る必要があります。

そして続けて素早く弾く場合は手首を上手く使う必要がありますが、この「指を拡げる」「支えを作る」「手首を使う」のどれかが上手くいかず欠けてしまっては、決して上手く弾くことはできません。

悪い例でありがちなのは、指を拡げる際に腕や手首に力が入ってしまったり、支えを作ろうとして他の指にも力が入ってしまったり、手首ではなく腕を使って押し込むように弾いてしまうことです。

先ほどの音大生の方は「指を拡げる」「支えを作る」は何とかクリアしていましたが、手首を全く使えず腕を押し込むように弾いていました。

これではオクターブ単体は弾けたとしても、オクターブが長く続くような箇所では途中で腕が疲れてしまいます。

当然ながらこのような曲(ラ・カンパネラ英雄ポロネーズトッカータ)の長く続くオクターブをインテンポで弾ききることはまず不可能です。(相変わらず自分の演奏で恐縮ですが・・・)

もしオクターブ奏法に限らず、ピアノに関して何かお悩みを抱えている方がいましたら、遠慮なくご連絡頂けたらと思っております。

苦手の部分やできない箇所をを克服したいというレッスンも対応可能ですし、レッスン中に次回のレッスンの日時を決めることもありませんので、どうかお気軽な気持ちでお越し下さい。

多くの人のピアノに関する悩みを解決し、楽しくピアノを続けられるお手伝いができたらと思っております。

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